三重県知事鈴木英敬による新型コロナウイルス感染症最新情報5月16日

2020 5/16

「マラソンでいえば折り返し」。三重県を含む39県での緊急事態宣言の解除を受け、15日、三重県の緊急事態措置も解除し、県をまたぐ移動の自粛など、新たな指針を定めました。まだ、道半ばですから、決して緩むことなく、感染防止と社会経済活動の両立を、県民の皆様と手を携えて取り組んでいきたいと思います。今、しばらくご不便をおかけしますが、何卒ご協力よろしくお願い致します。

県内では新規感染者発生件数が4月25日から5月15日まで21日間連続で0件となっていますが、全国では減少傾向にはあるものの、依然として新規感染者は都市部を中心に継続して確認されています。このような県内外の状況に鑑みますと、県内においては、地域内での感染拡大、いわゆる市中感染の状況には至っておらず、感染が多数確認されている地域との人の往来について、重点的に警戒する段階にあると言えます。今回解除された39県の合計人口は、特定警戒都道府県として残った8都道府県の合計人口とほぼ同じだそうです。その意味でも、日本全体でまだまだ予断を許さない状況が続きます。

三重県が現在、このような、感染拡大が一定程度以下に抑え込まれていると言ってよい状態にまで収まっていることは、これまでの三重県緊急事態措置をご理解いただき、外出自粛や休業要請のお願いに、苦しい思いをされながらもご協力を賜りました、県民の皆様や事業者の皆様、ご来訪を控えていただいた県外の皆様、また、県内の医療機能や社会基盤をお支え頂いている、医療関係者の皆様、市町や関係団体の皆様のご尽力によるものであり、心から感謝を申し上げます。

しかしながら、今後、一点の「緩み」から、感染が拡大するおそれも十分にあります。
例えばマラソンで、ようやく折り返し地点までたどり着いたところを想像してください。ここから「30kmの壁」に差し掛かります。一方、ゴールテープはまだまだ先。三重県が誇る金メダリスト野口みずきさんが、アテネ五輪で30kmを過ぎて独走態勢になり、ゴール直前まで猛追してきたヌデレバ選手を振り切ることができたのは、先頭に立っても油断することなく、華奢な体を目いっぱい使い、ゴールに向かってひたむきに走り続けたからにほかなりません。

感染拡大を防止する抵抗力を身に付けながら、経済活動の維持・発展にしなやかに対応していく、持続可能な新しい三重県を“協創”していくため、このたび、「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた『三重県指針』」を取りまとめました。

詳細は、下記をご覧ください。
https://www.pref.mie.lg.jp/covid19.shtm…

「三重モデル」を。
三重県は、感染拡大の防止をしながら社会経済活動を再開させるフェーズへと突入しました。今後も気を緩めることなく感染症の拡大を防止しつつ、“命”と“経済”の両立に向けて、5月末までに、三重県経済再生への道筋を考え、「三重モデル」としてお示しする予定です。
失われた社会の活力を取り戻す取組、その後の社会変容をふまえ新しい価値を創造する取組など、段階的な対策を立案します。そして、三重県の産業の特性や、これまで取り組んできた特色ある取組をベースにしつつ、新型コロナウイルス感染症がもたらした社会の変化や、本県の将来の姿に与える影響をよく見据えて、真に「三重モデル」と言えるものとなるよう、強い意気込みと決意で取り組んでいきます。

目次
閉じる