19日、愛知県で陽性が確認された方と接触歴のある方の陽性が確認されました。名古屋市が、クラスターが発生した可能性があるとして調査している飲食店や愛知県在住の友人宅の訪問歴がある方で、県内延べ57例目となります。<57例目>○20代、男性、桑名市在住、無職○症状・経過7月15日(水)発熱(37.5℃)、関節痛 16日(木)発熱(37.0℃) 17日(金)味覚・嗅覚障害 18日(土)愛知県で接触した友人から、新型コロナウイルス感染症に感染したとの連絡を受けたため、帰国者・接触者相談センターに相談。帰国者・接触者外来を受診、検体採取。 19日(日)検査の結果、陽性判明 県内の医療機関に入院調整中※現在の症状は、軽症~中等症(関節痛、味覚・嗅覚障害、呼吸苦)○行動歴・7月13日(月)~16日(木) 日頃から、頻繁に愛知県の友人宅を訪問し、名古屋市内の飲食店を利用していた(詳細について調査中)・17日(金) 帰宅、以降外出なし・愛知県への移動については公共交通機関を利用しています。・日頃からマスクは着用していないとのことです。○接触者調査 ・現時点で特定されている濃厚接触者は、同居家族2名、別居親族1名で、濃厚接触者については保健所が調査し、検査を実施するとともに、健康観察を行います。
19日に発表した57例目(20代、男性、桑名市在住、無職)の方について、現時点で特定されている濃厚接触者全員に検査を実施した結果、同居家族1名の方が陽性と判明し、延べ58例目となりました。なお、その他の方は陰性でした。<58例目>○60代、男性、桑名市在住、会社員(県外)○症状・経過7月19日(日)発熱(37.4℃) 県内第57例目の濃厚接触者として検体採取 20日(月)検査により陽性確認 県内の医療機関に入院調整中※現在の症状はなし○行動歴・7月17日(金) 最終出勤日・7月18日(土) 医療機関Aを受診。・7月17日(金)以降、出勤及び医療機関Aの受診以外は外出されていません。・会社への出勤時は公共交通機関を利用されています。・日頃からマスクを着用されています。○接触者調査・濃厚接触者については保健所が調査し、検査を実施するとともに、健康観察を行います。
https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/patient058-01.htm?fbclid=IwAR2lF1WyMu6it0Zpz3_QYdaFYleem0C33zc_VRWnV2XUI7bZLTQQzxq0Th419日、全国知事会をオンラインで開催しました。トップバッターで発言させていただき、緊急提言をまとめるにあたり、下記3点について意見申し上げました。①go to travel事業については、感染状況を踏まえて、対象範囲のみならず、実施時期も機動的に見直すべき。現在、各県は、地方創生臨時交付金を活用して、「みえ旅プレミアムクーポン」などを県民対象に行っている。それらの販売は好調で、来週の4連休やお盆などの予約は埋まりつつある。感染拡大防止と旅行需要の平準化の観点から、開始時期を遅らせたり、あるいは実施後感染が広がったら一時停止するなど、実施期間や時期も機動的に見直すべき。②受診控えなどで経営が悪化した医療機関への支援を強化すべき。新型コロナ患者を受け入れた医療機関に対する支援は充実してきたが、コロナ患者は受け入れていないものの、受診控えなどで医療機関の経営は悪化している。三重県が行ったヒアリングに基づく推計では、例えば、100床の病院では、月1400万円の収支悪化となったが、現在の国からの支援制度では、年700万円の支援にとどまる。地域医療を支える観点から、医療機関の経営支援の強化をすべき。③水際対策について。三重県はじめ東海三県知事の要望により、中部国際空港では、入国者が受けたPCR検査の結果判明まで、空港周辺で待機することになっているが、成田空港などでは、無症状で自家用車でなら結果判明前でも自宅で待機してよいとなっている。これにより家族に感染者が出たケースが三重県でも最近発生した。セントレアだけでなく、全ての空港において、PCR検査結果が出るまで空港周辺で待機する措置をとるべき。以上を踏まえ、意見を反映していただき、提言が確定しました。これからも全国の知事と力を合わせ、感染拡大防止と経済活動の両立に取り組んでまいります。