「1羽ずつ願いや想いを込めて折りました。」
三重県内にお住まいの1つの家族のお子さんから、「休校中に、今、私たちにもできることはなにかと考え、医療関係者の方たちへの感謝の気持ちやコロナに感染してしまった方たちへの1日も早い回復を願って」と、千羽鶴を知事室に届けていただきました。冒頭の言葉はお手紙に書いてあった言葉です。写真は、いただいた千羽鶴です。
本当に本当にありがとうございます。私からもお礼状を送らせていただきましたが、自分自身も、学校に行けず、不安になっていたり、さみしかったりする中で、少しでも何かできないかと行動を起こしてくれて、このような心温まるお手紙と千羽鶴をいただいたこと、本当にうれしく思います。改めて、このコロナの収束に向けた取組はもちろんのこと、三重県の子ども達の未来のために更に頑張っていこうと意を強くしました。
みなさんにも、この子ども達の思いを少しでも知っていただきたいと思い、投稿させていただきました。
緊急事態宣言の解除となりますが、引き続き気を緩めることなく、県民の皆様と手を携えて取り組んでまいります。解除後の対応については、15日の対策本部で決定し、お知らせ致します。
全国的にもあまり例のない、民間企業に搬送業務にご協力をいただき、保健所の業務負担軽減を図り、保健所職員が、県民の皆様からの相談対応、検査や接触者対応、医療機関との調整などによりシフトできる体制にしていきます。本田技研工業株式会社鈴鹿製作所様より、新型コロナウイルス感染症患者搬送のための専用車両を無償で貸与いただくとともに、同車両による搬送業務等を三重交通株式会社にご協力いただくことになりました。
今回無償貸与いただく車両は、運転席と後部座席に仕切りを設置した専用の仕立て車4台で、車両前後の気圧差により、運転席への飛沫感染を防止する構造となっています。
14日以降、貸与車両4台を各保健所に順次配備し、既に配備している患者移送用車両4台とあわせた計8台で、軽症者や無症状者の搬送に活用します。このように無償提供を受けたのは、東京、埼玉、神奈川、千葉の4都県で、中部や近畿では三重県が初になります。
また、これら車両を用いた患者搬送業務や、各保健所から保健環境研究所へのPCR検体の輸送業務について、運転手が安全・安心に運転できる万全の感染防止対策のもと、5月18日から協力を開始していただきます。このような取組は、全国的にも珍しく、改めて三重交通様に感謝申し上げます。
三重交通株式会社にこれらの業務をご協力いたくことで、感染拡大阻止の前線に立つ各保健所の業務負荷を軽減し、接触者調査や医療関係との調整など、多岐にわたるその他の対策に注力したいと考えています。
県内における新規感染者発生件数は13日(水)まで19日間連続で0件となり、落ち着いている状況ですが、今後も万全の体制で感染拡大阻止に努め、引き続き官民一体となって、「オール三重」でこの難局を乗り切りたいと考えています。
(写真は、13日に行った、有志知事によるPCR検査拡大に向けた西村大臣への要望時のもの)