

改めて、5連休スタートにあたり、県外からの来訪自粛のお願いと県外への訪問自粛のお願いです。
県民の皆様のご理解とご協力のおかげもあり、県内では4月25日から5月1日まで7日続けて新たな陽性患者は確認されていません。また、これまで確認された45例目までの方の接触者に関する調査は全て終了しました。
医療提供体制について、入院患者数は現時点で22名で重症者はおらず、病床(感染症病床24床、一般病床100床)に対する入院率は18%で、この他に軽症者等向け宿泊療養施設(64床)の運用を開始したほか、これ以外にも病床や宿泊療養施設のさらなる確保についても調整を進めているところです。改めて、感染症対策の最前線でご尽力いただいている医療従事者や社会機能維持のためにご尽力いただいている方々に感謝申し上げます。
5月2日から5連休の方も見えると思います。引き続き、県民の皆様にはご不便をおかけしますが、ここで対策を緩めることは絶対にできません。県内における感染のキーワードは「県外」。大型連休中は駐車場閉鎖はもちろんのこと、県職員総出で、パトロール車37台を繰り出し、巡回や呼びかけを毎日、徹底して行っていきます。全体としては、自粛にご協力いただいていますが、まだ県内のいくつかの場所で、県外から釣りや登山に来ておられます。ぜひ今は我慢いただき、収束後、ゆっくりお越しいただければ幸いです。
引き続き、県民の皆様にはご不便をおかけしますが、この大型連休において、決して気のゆるみのないよう、感染防止対策の徹底にご協力をよろしくお願いします。
また本日(1日)、国の「持続化給付金」の受付が開始されました。感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える給付金です。昨年1年間の売上からの減少分を上限として、中小法人等は最大200万円、フリーランスを含む個人事業者等は最大100万円が給付されます。
オンラインでも申請が可能です。詳細は、経済産業省ホームページをご覧ください。

今週から、内閣官房新型コロナ対策のホームページ(下記リンク)で公表している「全国の主要観光地の人の流れの推移」に、西村大臣に直接要望させていただいて、「伊勢神宮周辺」を追加していただきました。結果、掲載されている主要観光地23ヶ所の中で、1番の減少率(前年比94.4%減少)でした。
三重県の誇る場所の現実をお示しすることで、更に強く県外からの来訪自粛をお願いしたいという思いと、伊勢神宮周辺の地元の皆さんが、苦渋の決断で、来訪者を受け入れないようにしていただいている努力を少しでも多くの方に知っていただきたいとの思いからです。
今日から5連休が始まりますが、どうか、地元の皆さんの努力を絶対に無駄にさせないため、全国の方には、今は、三重県への来訪を自粛していただき、また収束後にゆっくりとお越しいただくことを切に切にお願い致します。