三重県知事鈴木英敬による新型コロナウイルス感染症最新情報7月29日

2020 7/29

28日発表の78~80例目の方についてです。78例目の方は、後に感染者が確認された名古屋市内の飲食店の利用歴があります。79例目の方は名古屋市内の飲食店に勤務され、80例目の方は79例目の方のご家族です。いずれも、感染経路としては、県外由来の可能性が高いと見て、四日市市と連携して接触者の把握や検査などを積極的に進めていきます。<78例目>○20代、女性、四日市市在住、アルバイト○症状・経過:7月20日 倦怠感、関節痛あり。  24日 味覚・嗅覚障害出現。  26日 本人より帰国者・接触者相談センターに相談。  27日 市内医療機関を受診、検体受診。  28日 PCR検査結果、陽性と判明。     現在県内医療機関へ入院中。現在、味覚・嗅覚障害のみ継続。○行動歴7月21日~7月24日まで職場勤務。7月10日、7月18日 名古屋市内の飲食店を利用。日常的にマスクを着用。通勤時、公共交通機関は利用はなし。その他については、現在調査中です。○接触者調査現時点で特定されている濃厚接触者は、患者の同居の家族1名、別居の親族2名、および職場関係者5名です。濃厚接触者については調査を行い、検査を実施するとともに、健康観察を行います。https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/patient060_00001.htm<79例目>※80例目の家族○30代、女性、四日市市在住、飲食店(送迎業務、名古屋市内)○症状・経過:7月23日 発熱、咳、頭痛、倦怠感、関節痛あり。  25日 はき気出現。  26日 呼吸時に胸痛あり。  27日 市内医療機関を受診、検体採取。  28日 PCR検査結果、陽性と判明。     現在県内医療機関への入院調整中。現在、解熱したが他の症状は継続。○行動歴7月21日 職場勤務。  23日 県外のスポーツジムの利用等。  24日 家族の習い事の送迎。日常的にマスクを着用。通勤は自家用車を利用。その他、詳細については、現在調査中です。○接触者調査現時点で特定されている濃厚接触者は、患者の家族2名です。濃厚接触者については調査を行い、検査を実施するとともに、健康観察を行います。https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/patient060_00002.htm<80例目>※79例目の家族○10代、女性、四日市市在住、中学生○症状・経過:7月25日 発熱、咳、咽頭痛、頭痛あり。  26日 鼻汁出現。  27日 市内医療機関を受診、検体採取。  28日 PCR検査結果、陽性と判明。     現在県内医療機関へ入院中。(現在、症状はなし)○行動歴7月22日 学校登校。 23日 県外のスポーツジムの利用等。 24日 家族の習い事の送迎に同行。日常的にマスクを着用。その他、詳細については、現在調査中です。○接触者調査現時点で特定されている濃厚接触者は、患者の家族2名です。濃厚接触者については調査を行い、検査を実施するとともに、健康観察を行います。◯この方が通学している学校の対応については、臨時休校の対応となりますが、詳細は四日市教育委員会から伝達等されます。https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/patient060_00003.htm

28日、県新型コロナ対策本部員会議を開催するとともに、臨時の記者会見を開き、現下の県内感染拡大状況への強い危機感から、県内で感染経路不明やクラスターなどの市中感染を発生させないため、これまでの対策より踏み込み、緊急事態宣言時以来となる県独自の対応である知事の権限による新型インフルエンザ特別措置法第24条第9項に基づく協力要請をはじめ、県民の皆様、事業者の皆様に、呼びかけをさせていただきました。県では、感染拡大の予兆を早期に察知し、適宜警戒を呼び掛けるためのモニタリング指標を設定していますが、そのうちの主な3つの指標である、直近5日間の新規感染事例数(3)、新規感染者数(10)、入院患者数(20)が、27日にいずれも水準を上回りました。感染の多くが10代、20代の若い世代、かつ県外由来です。一方で、7月10日以降に発生した新規感染事例については概ね感染経路が推定できているほか、66例目までの接触者の検査もほぼ全て終了し、陽性が確認された事例以外はすべて陰性であることから、市中感染が発生している状況にはないと考えています。加えて、すでに170床超の病床や約100室の宿泊療養施設が確保できる予定で、さらにそれ以上の確保を進めているところであり、感染拡大に備えた入院受入体制にも目途が立っています。このため、4月までの第1波とは状況が異なりますが、大変厳しい状況にあると認識しており、更なる感染拡大を防ぎ、市中感染を絶対に起こさないという強い決意のもと、法に基づく協力要請等も含め、以下のとおり、呼びかけをさせていただきました。(県外への移動について)これから梅雨明けを迎え、これまで控えていた県外への旅行を計画する方もおられることと思います。旅行や、遠くにお住まいのご家族との再会は楽しい時間です。そこに水を差すようで心苦しくはありますが、折角の楽しい時間が、少しの油断で取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。県外への移動については、その必要性や移動先について今一度立ち止まって慎重に検討をお願いします。そのうえで、県外への移動が必要な場合は、移動先の感染状況や移動に関する方針等をよくご確認ください。特に、東京都心部等をはじめとする首都圏の繁華街、愛知県の繁華街、大阪府の繁華街など、感染が急速に拡大しているエリアとの往来は避けていただきますようお願いいたします。(法に基づく協力要請について)今回新たに県独自で、これまでより踏み込み、知事の権限による特措法24条第9項に基づき、3つのことについて協力要請を行いました。まず、県民の皆様におかれては、県外を訪問される際には、感染者が急増しているエリアにおける感染防止対策が不十分な飲食店、クラブ、カラオケなどの利用は自粛してください。次に、県内事業者の皆様、特に県外においてこれまでクラスターが発生しているような施設(接待を伴う飲食店、クラブ、カラオケ等)におかれましては、業種ごとの感染拡大予防ガイドライン実践の徹底をお願いします。三つ目ですが、県内高等教育機関の皆様におかれましては、県外において、部活動や学生同士の交流の場などでクラスターの発生が報告されているほか、県内においても感染者が確認されていることから、これまで以上に感染防止対策の徹底、学生への注意喚起をお願いします。皆様ご自身、そして大切な家族や友人、同僚の「命と健康」を守るためには、ウイルスを「持ち込まない」「広げない」ことが大切です。ゴールが見えないことから緊張感を維持することが難しく、つい気を緩めてしまうこともあるかもしれませんが、ゴールが見えない今だからこそ、ゴールに近づくために、持ち込まない、広げないための行動を心掛けてください。今こそ、ひとりひとりが徹底した感染対策を行っていただきますよう、お願いいたします。

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