「新型コロナが拡大している状況で、超大型台風が接近したケース」を想定した訓練を、三重県、桑名市、国土交通省中部地方整備局、名古屋地方気象台、内閣府等の皆様と実施しました。これからの台風シーズンに、コロナの第2波などが重なった場合、的確に対処するためです。実際、感染が増えていた4月13日には、尾鷲市と紀北町で記録的短時間大雨が発生しました。
ICT技術を活用して、災害時の意思決定や情報共有の流れを確認しました。感染症の拡大を防止するため、避難所の収容人数を抑える必要がありますので、市や町の境界を越えた広域調整も必要になるケースもあります。その場合、避難の判断時間を早めますので、そのための情報提供依頼を国に行う訓練などもしました。
なお、三重県では、県独自の補助金で、市町の避難所で感染防止対策を行うために必要なマスク等の確保の経費を支援することとしています。