三重県知事鈴木英敬による新型コロナウイルス感染症最新情報5月22日

2020 5/22

21日、京都府、大阪府、兵庫県で緊急事態宣言の解除が決まりました。近畿3府県は三重県との往来が多い地域ですので、感染が落ち着いた状況になったことは大変好ましく思います。しかし、依然として北海道や埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏で緊急事態宣言は継続しています。県内では21日まで27日間連続で、新規感染者が0人となっているものの、ここで気を緩めるわけにはいきません。
県として緊急事態宣言解除された15日にお示しした「三重県指針」は、この時点で、大きな変更はありませんが、引き続き、「新しい生活様式」の実践、感染防止対策の徹底、そして県境をまたぐ移動については、今回解除された3府県を含め、生活の維持に必要な場合を除き、控えていただきますようお願いします。

また、18県の有志知事による緊急提言をふまえ、岩手、茨城、愛知、広島の各県知事とともに、日本記者クラブの記者会見(WEB)に臨みました。
私からは冒頭、新型コロナ対策の三重モデル(前半戦)として、医療提供体制を最優先で対応したこと、徹底した「PCR検査」「接触者調査」「ケース管理」で感染源や広がりの特定につなげたこと、県民の皆様に早期に注意喚起(アラート)したこと、三重交通様はじめ企業の皆様にご協力いただき、患者やPCR検体の搬送業務を委託することで、保健所職員が相談、検査、接触者の調査、医療機関との調整などにより注力できるようになったことなどを紹介しました。
新型コロナ対策はまさに現在進行中であり、メディアの皆様に説明し、質疑応答を重ねることは、これまでの取組を振り返り、さらなる改善につなげていくことができますので、引き続き、きめ細かな情報発信に努めてまいります。

目次
閉じる